日本では少年団にはお父さんコーチというポジションがあります
これまでの日本サッカーを支えてきたであろうお父さんコーチの役割
私も小学生の頃はお父さんコーチ達に大変お世話になってきました
友達のお父さんであり自分のコーチであるという現実
非常に面白い関係、それでも自分を見てくれる目が増えるあの環境は子供の頃に経験出来てよかったと思っています
それはまんべんなく子供の様子を見ることが出来る環境だからということです
今の自分の指導のルールになっていることです
さて、中国にはお父さんコーチというポジションがあるのか⁈
というと...
中国には少年団のようにボランティアで運営されているクラブが少ないということ
そのためお父さんコーチという概念が存在しないように思われます
中国の街クラブはスクール費用をもらい運営されています
そのため、指導者はお給料をもらって練習を行います
それは正社員、バイト二つのパターンがあります
という訳でボランティアコーチという概念はありません
学校チームはどうかというと
主に学校の先生と提携クラブからの派遣コーチというパターンがメイン
しかし中には選手のお父さんがボール拾いなど手伝うという形はたまに見受けられます
しかしコーチという役割とはまた違う関わり方のように感じます
では中国のお父さん達はというと
子供たちの試合にはたくさん来る、そして監督になる...
なんとも中国らしい感じです
私はそんなお父さん達に見守ってあげてくださいと一言
他のチームのお父さん達も監督になりたがる
指導者と保護者がしっかりコミュニケーション取れているチームは監督ではなくサポーターとしての役割を担っています
まだまだ指導者の保護者へのアプローチの仕方がよくないのかなと感じる一面です
こういった面にも取り組んでいかなければ変わらない
日本と中国でもこれまで違う環境なのかと日々感じることばかりです
日本のボランティアコーチの皆さん
日本サッカーを支えているコーチであることは間違えありません
自分の出来る範囲で選手と日本を支えていって頂ければと思います
私も日本のサッカーに貢献できるように中国で修業を続けていきます
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家