チャイニーズドリームを掴むのか⁈ 街クラブサッカー指導者+経営者

中国タウンクラブ経営7年目、指導者としては16年目。 世界に羽ばたく選手と指導者の育成

中国サッカーの困難な発展

 

今月に入り中国に来て14年目を迎えた

これだけの時間中国にいるがここ最近中国サッカーの発展に希望を持てないでいる

 

それは育成現場を見ていると実感する

特に保護者たちから寄せられる相談内容がそれを増幅させる

 

偏ったトレーニング、勝利至上主義、固定した選手/ポジション

このくらいならまだ改善できるだろうと感じるが

 

子供達への体罰や暴言は日常茶飯事で行われている

それも全ては結果を求めるため

その結果とは誰のために必要なのか

決して子供達のためだけではない

 

関わる大人たちの出世のためや面子のためである

 

それに振り回されるのが子供達であり、その保護者たちである

 

 

とある街の女子サッカーチームに所属する選手の保護者が相談に来た

現在5年生、9月の新学期から6年生となる

小学3年生から街の選抜チームに所属し、親元を離れて宿舎生活

全てはサッカーのために時間を捧げた

 

チームの監督からは固定したポジションで決まった形のプレーしか求められず

彼女のプレーは日に日に積極性を失っていく

もともとドリブラーで攻撃的であったが

今は2タッチ以内でのプレーを求められ、ミスしないことをし優先にしている

ミスを恐れる、ミスの先には体罰と暴言が待っているからだ

 

この保護者から言われたのは、この2年間で成長したのはフィジカル面だけ

結果を求めるためにフィジカルトレーニング重視、相手に走り負けない、相手に競り負けない

それだけだと、サッカーの個人スキル、個人戦術が成長した感覚はないと

 

このチームは地元選手以外の越境で選手を引っ張ってくる

優秀な選手(特徴のある選手)が入団しても、半年1年後にはその良さがなくなり

成長ではなく後退していると多くの保護者たちが感じている

 

そんなチームでもその地域で優勝する

全国でもトップレベルのチームとなる

これは育成がいいと言えるのか、全体のレベルが低いのか

もっと選手たちを引き上げることはできないのか、全体としても

 

これはあくまでも一部の事例ではあるが

こんな話中国国内全国でどこでも発生している

なんならもっと酷いこともたくさんある

 

この国のサッカー発展ははっきりいって相当厳しい

今の現状を変える気があるとは思えない

 

欧州で結果を出す日本人選手たち

 

プレミアリーグを制したのはリバプール

優勝を決めたそのピッチに日本代表キャプテンの遠藤航もいた

 

 

今の日本代表の強さを物語る光景がそこにある

これまでレスターシティの優勝時に岡崎慎二もそのピッチにたち

優勝に大きく貢献した

 

 

遠藤航で二人目となる

この優勝は日本にとって大きな意味をなすと思う

 

 

それは歴史あるクラブの一員として

また優勝候補のクラブとして戦ったシーズン

遠藤としては満足のいく出場時間ではなかったかもしれない

 

それでも優勝するクラブの在り方

優勝するチームの雰囲気、それぞれ選手の振る舞いなどを

現場で見て感じている

 

 

ワールドカップ本戦出場を決めた日本代表にとって

次は本戦でどれだけできるか、ベスト8の障壁をこれることができるか

そこにおいての遠藤航のプレミアリーグ優勝の経験は必ず生かされるはずだ

 

 

田中碧のリーズもチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)を戦いプレミアリーグ昇格を決めた、チームに大きな影響を与えている田中、ワールドカップでの活躍が非常に楽しみだ

 

ここで気になるのは日本代表のボランチ争い

リバプール遠藤航

リーズ田中碧

クリスタルパレス鎌田大地

スポルティング守田英正

セルティック旗手玲央

シントトロイデン藤田譲瑠チマ

マインツ佐野海舟

 

この顔ぶれを見ても

誰が出ても期待が膨らむ選手たち

そして選手層の厚さも素晴らしい

 

今となってはヨーロッパで活躍する日本人選手の数はアジアの中でもトップクラスだろう

 

中国人選手のヨーロッパ移籍はかなりハードルが高く

自国の選手を海外へ行かせてレベルアップさせるよりも

外国人選手を帰化させることに尽力している

 

そんな国は少なからずあと10年以上を無理だろう…

 

これが今のアジアの中堅国以下の戦略だろうか

それでもこれからも継続的にヨーロッパへ選手を輩出していけるように

していくには、日本の育成環境や指導者のレベルもさらにレベルアップが必要になってくるだろう

 

正直今の状況を作り出したのはここまで繋いできた指導者方の成果

今の日本代表の結果に驕ることなく、次の10−20年さらに先へ繋いでいけるように

我々の世代ももっとやっていく必要があるとしみじみ感じている

 

 

蹴球計画と蹴球原理主義chで勉強

 

【正対理論】これを意識し始めて1年ちょっとか

特にテクニック系の選手やドリブラーと言われている選手たちは

基本的にこの正対理論を実践している

 

結局のところ

相手を外す、逆をとるということにはこの正対理論の原則がある

特に代表的なのはバルセロナ出身の選手たち

メッシ、イニエスタ、シャビ

現代ではヤマル、ペドリ、ガビなどがそうか

 

私も数年前まではスペースを意識することばかりを選手たちに伝え

フィジカル勝負ばかりさせてしまうことがあった

 

しかしこの正対理論を理解し始めると

相手を意識し、相手にへそを向ける、相手を見て、後出しジャンケンで

と技術面のことばかりでなく何を見ないといけないかを指導者として見るようになっている

 

それを意識して自分もプレーしてみると

簡単にボールを運ぶことが出来る

特に相手に体を正対させていることで進行方向へ体が向いているわけではない

 

それによって相手は勢いよくボールを奪いにくる

それを相手の逆をとって外す、あるいはパスで逃げる

 

正対理論を取得して、様々なテクニックと掛け合わせるとボールを奪われにくくなる

日本でいわゆるドリブル集団と言われているチームはドリブル主体としているわけではなく

相手を見て正対しているから簡単に相手を外すことができ、一般的にドリブルばかりしていると見られるのだろう

 

しかし正対して相手を見ることが出来るから

ドリブル(外す)こともできるし、パスを選択することが出来る

結局のところ最適な選択と最適な判断の連続で相手にボールを奪われない

 

これに気づくと

なぜボールが奪われたが自然と理解できる

技術的なミスよりも事前の準備の問題、体の向きの問題が大半である

 

この正対理論を子供たちに落とし込むために

まずは技術的なトレーニングが必要だと思う

ある程度のボールコントロールができるようになって

正対理論を少しずつ落とし込んでいくと面白いように変わっていく

 

今はどの段階から、どのような頻度でという部分の検証研究中である

 

 

 

オンラインサッカースクールってどうなんだろう?

 

中国国内ではSNSを通じて様々な保護者の方から問い合わせをいただく

我々クラブの動画を見て練習に参加したいや夏休みの期間に練習参加したなど

 

 

我々の練習拠点があるところから距離的に遠い方々に向けて少しでも

届けられるものはないかと思っている

 

 

そこでオンラインサッカースクールの開講を計画中だ

正直今までここに触れてこなかったのは懐疑的だからだ

オンラインでどこまでできるのだろう

 

しかし最近は動画を見て練習する子供達も増え

色々なテクニック動画が増えている

 

ということはスクールとして定期的に練習動画を提供し

練習してもらう仕組みを作ればいいと

 

初期投資がほぼなく

グラウンドコストがかからない

かかるコストといえば時間的コストくらいか

 

新たな試みとして面白そうではある

しかも私は初心者、これからサッカー・運動を始める子供向けからスタートしようと考えている

 

 

スポーツに対する価値観や捉え方が少しずつ変化している今の中国で

子供に運動をさせたいと考える保護者の数は増えている

 

 

わざわざ外に出なくても隙間時間で練習ができる動画が毎週、毎月届くなら

これはありがたいことではないだろうかと考える

 

 

1年間を通してオンラインサッカースクールでどれほど成長させることが出来るのか

検証していきたいと思う

 

 

JリーグのU21リーグ構想

 

若手の育成という点でこのリーグ構想はとても価値のあるもの

しかしクラブにとってはメリット、デミリットがそれぞれ出てくるだろう

 

例えば

【メリット】

1. 若手選手の出場機会の確保

トップチームに出られない選手でも、実戦経験が積める

プレッシャーのある試合で成長し、次のステップに繋がる

 

2. 育成と強化の橋渡し

ユース → トップのギャップを埋める段階として機能

身体や戦術面の適応がしやすくなる

 

3. 指導者・クラブ側の評価機会

若手選手の成長度合いやポテンシャルを試合で評価できる

スカウトや契約判断における材料が増える

 

4. リーグ全体の競争力アップ

各クラブが育成に力を入れる動機付けになる

将来的なトップチーム戦力の底上げにつながる

 

【デメリット】

1. モチベーションと観客動員の課題

観客が少なく、注目度も低いため、選手のモチベーション維持が難しい

トップチームのような緊張感に欠けるケースもある

 

2. 運営コストと人員の負担

試合数が増えるため、指導者・スタッフの確保や遠征費の負担がクラブに重くなる

特に資金力の小さいクラブにはハードルが高い

 

3. 競技レベルにバラつきが出る可能性

クラブによって育成状況が異なり、試合の質が不均一になることがある

一部のクラブでは単なる消化試合になるリスクも

 

4. 目先の結果重視になりやすい

「勝たせること」が目的になり、長期育成視点が欠ける指導になる可能性

 

こういうのを見ていくと

ヨーロッパのリーグ構成みたいのは面白い

U21チームやU23チームがその国のセミプロリーグへ参入

独自のリーグを再構築するよりも

試合数を確保するため、選手のモチベーションを維持するためには

地域リーグからの参入は一つ考えても面白い

 

ここ数年の地域リーグ、さらには都道府県リーグでさえもスポンサーが付き

サポーターも多く、競技レベルの向上は著しい

 

様々な方面で調整が必要だろうが

若手を育てる、すそのを広げるという点では

これもありかなと思う

 

 

ここ数日で発表されたのは

中国4部リーグ(セミプロ)にマカオU23チームが参戦を発表した

 

これまでにも2018、2019年と2023年に参加しており
今回が4度目となる

中国3部リーグへの昇格資格は持っていないがこのリーグに参加し強化を図る

 

今シーズンの中国4部リーグ参戦クラブチームは71チームとなった

日本のような年間リーグではなく

それぞれ地域で予選を行い、勝ち上がったチームで最終昇格リーグを戦うシステム

 

これは日本の地域リーグにも似ているように思う

 

 

JリーグU21リーグ構想

どんな展開になっていくのか、注目していきたい

 

 

日本強化合宿や遠征

日本での強化合宿や遠征を検討しているクラブや選手が増えている


私もこの事業へ参入を始めたが

やはり中国側の対応が正直大変だ

これは文化の違いや予測の検討の付け方が違う

という点が大きい

 

それでも日本側に無理を言って承知してもらうのも違う

私はまだまだ日本側との繋がりが少なく、対応していただけるところが少ない

これを考えるともっと日本側の施設やグラウンド、学校やチームとの繋がりが必要

 

これらはいつも言っていること
ここでみなさまにお聞きしたい

 

練習試合の申し込みを行う際に

繋がりのない学校と練習試合をしたい時にどのようにコンタクトを取っていらっしゃいますか?

学校やチームのホームページから問い合わせフォーマットからコンタクトでいいものか

ここはここでクリアしていきたい部分

 

その先に私が考えているのは

夏休みや冬/春休みのフェスティバルに参加させてもらうというやり方

このためにも大会運営の方々や、主催の方々との繋がりも上手く作っていく

 

これから強化合宿を検討しているプロクラブのアカデミーや強豪チームが増えていくと予想している

 

ひたすら営業活動を

そして繋がりを作っていこうと思う

ぜひ皆様よろしくお願いいたします

 

草の根レベルの普及不足

今朝起きてからyahooニュース

サッカー中国代表のW杯アジア予選の残念な状態の記事を見た

 

代表の残念な状態はもちろんだが

それ以上に国内の育成環境も残念な状態は続く

まず政治的な介入の影響を指摘。そしてトップダウン型の体制により、草の根レベルの普及が不足していると伝えた。中国でプレーする匿名の欧州出身選手は、中国人選手が「技術的に優れている」ものの、「サッカーIQ」が欠けているとの見解を示したという。

こちらの記事内容を見てもわかるが

草の根レベルの普及が不足していると
多くの育成クラブが強化を目指す、それは結果や勝利を求める国民性のために

そこに力を入れる、その結果サッカー人口が増えない

それが代表の衰退を招いているとは本末転倒

 

このキーワード草の根レベルの普及

ここが自分の原点である

ここ近年日本人指導者の中国進出が増えているが

総じてチームの強化を求められての招聘

それはプロクラブはもちろん、民間の街クラブでさそうだ

 

逆に普及を求められている日本人指導者はいるだろうか

そこが狙い目なのかもしれないと最近思っている

 

2024年は自分自身進む道を間違えた

2025年は原点である草の根レベルの普及を基盤に

クラブ経営を進めていく

 

それぞれの指導者が輝けるステージがある

輝けるというのは力を発揮できるという意味で

マッチしないステージでは選手も指導者もお互い幸せではない

 

普及のプロを目指していく!