自分はトップカテゴリーの指導経験も無いし
プロクラブアカデミーの指導経験も無い
私はかれこれ10年中国でサッカー指導者を生業としている
日本でも実績や肩書きなど何もない
それこそ日本での指導歴なんて1.2年程度だ
持っているライセンスはC級ライセンス
ごく普通のどこにでもいるような指導者だったのかもしれない
それでもサッカーについて勉強する事は好きだし、好きなサッカーへのこだわりとかも持っている
それだけで良い指導者になれるわけでもないし
何か結果を出せるわけでもない
それでも今自分はかなり希少性の高い人間になっている実感はある…
キーワードとしては
中国×サッカー×指導者×経営者×中国語…
合わせて年数も入れると誰かに真似できるような経歴ではないと思う
別にそれが凄いとか正解ではなく
これは自分がこれまで歩んできたもので
今やっとこの結果に繋がっているだけ
それでも23歳の時に中国に行く事を決断し
中国に来てから中国語を学び、指導の勉強はYouTubeや Twitter含め最新の理論を学び
そして日本では出会う事もないであろう
優秀な日本人指導者方の元へ勉強に伺い
少しずつ指導者としてのレベルは上がってきたと思う
中でも1番の成長は常に実践であること
中国語も勉強しているだけではなく
使って話して、時にはバカにされて
その繰り返しの中で今は営業、契約交渉、保護者とのコミュニケーション、インタビューなど
基本的に不自由なく中国語を使えるようにはなった…でも問題があり
ちゃんと文法、四声(発音)を学んでいない為
綺麗な中国語とは思えない笑
これは中国語に限ったことではなく
サッカー指導の実践経験も大きい
23歳でお金をもらって指導をする責任を持ち
大会に参加すれば外国人指導者との対戦も待っている
27歳で初めて結果を残さなければ契約が切られる環境を与えられ
そこでチームマネジメント、チームビルディングを学ぶ
この歳にブラジル、スペイン人指導者方率いるチームらと対戦し勝った経験は大きい
そして30歳のタイミングでサッカークラブを引き継ぎ経営者と指導者の二足の草鞋になる
会社経営なんて全くの初心者だが、コロナ禍の厳しい状況ではあるが4年目を迎えている
自分の価値を生み出せる行動をしているか
自分の価値を生み出せる環境に身を置いているか
何かを成し遂げる為には何かを犠牲にする事も時には必要だ
私自身20代の殆どを中国で過ごし、30代になってからまだ日本の土地を踏んでいない
別に必要のない犠牲を払う必要はないが
たぶん何かやりたい事を仕事にしている人は犠牲を払って今の立ち位置にいると思う
これから私は更なる価値を生み出す為に続けていくし、日本の若い指導者や海外でサッカークラブ運営に携わりたいと考えている方々に
色々なチャンスを作っていきたいと思っている
ここには自分の価値を生み出すチャンスがある
Enjoy Football
