チャイニーズドリームを掴むのか⁈ 街クラブサッカー指導者+経営者

中国タウンクラブ経営5年目、指導者としては15年目。 世界に羽ばたく選手と指導者の育成

W杯雑感…①

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W杯がついに開幕し
グループリーグ初戦をどこの国も戦い終えた

カタールの史上初開催国開幕戦敗戦から始まり
イングランドの圧倒的現代フットボールに太刀打ち出来ないアジア勢のイラン


今大会はアジアの弱さを露呈する大会になるかと思いきやサウジアラビアがアルゼンチンに逆転勝利を挙げ、中国国内ではアジアの光とまで崇められた


そしていよいよ日本の初戦
前半の戦いぶりをみたら大敗の可能性も否定出来ないくらいのジョブを打たれ続けたが


日本国民をも裏切る森保監督の采配が見事的中
後半に逆転に成功した見事勝利


中国国内では2夜連続でアジアが世界の強国、なんなら優勝候補を見事な逆転劇で倒すものだから興奮が止まなかった


中国はこの大会に参加していない
遡ること2002年日韓W杯が最後でそれ以来本戦に出場していない


そんな中国だが国内ではW杯に大盛り上がり
今回の日本勝利の際は多くのサッカー関係者から祝福の言葉を貰った


素直に嬉しかった


それでもヨーロッパのサッカーと日本のサッカーというかアジアのサッカーには差があると大きく感じた


今回はヨーロッパだけではない
アフリカ勢のサッカースタイルも戦術的に整われている


現代サッカーはポジショナルプレーやら5レーンやらなんやらと難しい言葉が並んでいるが


ボールを大切に保持し、無理に攻め急がない
その為には良いポジション…なんだか最近は立ち位置とも言われているが


良いポジションを取り、前を向ければ攻撃方向を伺い
ダメなら後ろに戻す


相手の守備ラインを徐々に開かせてスペースを作る、その間は急がずコツコツパスを繋ぐ


アタッキングエリアに入ったくらいから急にテンポアップする
こんな具合で主導権を握る国は戦っていた印象



となると、やはり最初はゆっくりなスローペースでパス交換が続く
それがつまらないとみるか、その先のゴールへの伏線とみるか


指導者として考えるのは後者であって
子供達にもどの様に伝えていくか…言語化が問われるところ


イングランド、チュニジア、デンマーク、スペイン、ドイツ、ガーナ


観た試合が限られているので
このあたりの国はかなりやり直しを繰り返して
相手のエリアへじわじわと進入する感覚があった


ボールをコントロールする時はスピードに乗らず、スローペースの時にコントロールしたらミスらないよね


これいつも子供達に言ってるけど
もっとゆっくりか…なんなら歩いて、下手したら止まってでいいんだよ
ブスケツはかなり止まってプレーしていたな


アタッキングエリアに進入したら
ガンガンドリブルかまして良いよ
やっぱりドリブル観ていると気持ちがいいからな


第2戦はグループリーグ突破するチームも出てくるし、敗退決定のチームも出てくるから
また初戦とは違うテンポや展開が待ってるかな


楽しみだわ


Enjoy Football