チャイニーズドリームを掴むのか⁈ 街クラブサッカー指導者+経営者

中国タウンクラブ経営5年目、指導者としては15年目。 世界に羽ばたく選手と指導者の育成

クラブ経営を始めて9カ月が過ぎて

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クラブの経営を前中国人オーナーから引き継ぎ自らの手で経営を始めて9カ月が過ぎました
最初は自分に上手くできるか不安はありました

しかし、いつかは自分でクラブを経営してみたいということは考えていたので
すんなりとスタートは出来ました
まずクラブの経営状況を理解し、どこに課題があるのかを分析し改善策を考えながら行動してきました

自分が経営を始めてからまず始めたのは集客と知名度を上げることです
そのために使ったのがSNS
wechat・weibo・Twitterこの3つです

特に中国国内ではwechatとweiboが主流なのでここに力を注ぎました
wechatでは会員向けに毎週1回のクラブ通信(微信公众号)を発信し、クラブの活動や指導理念、教育理念などに共感を持ってもらい友達などを紹介してもらおうという考えを持っています

weiboではクラブの活動はもちろん私自身の考え方や教育理念などを発信することで
サッカーに興味のある方からコンタクトを頂くようになり、直接練習体験に来てくれたり
サッカー関係者を繋いでくれたり、直接サッカー関係者からコンタクトを頂くようになり少しずつですが知名度が上がってきたのかなと思っています


また違った集客方法としては幼稚園へのサッカー教室をさせて頂き、サッカーに興味を持った子供達がクラブの練習に体験に来ていただき入会するということも視野に現在進行中です

そしてスタッフの編成も少し変化を起こしています
これまで全部を自分でやろうと思っていたのですが、クオリティの部分であったり
本当に中国人の保護者の方に伝わっているのか不安があったので広報の方を仲間にし
wechatの部分での強化を図りました、効果は徐々に出てくると思います

また正社員のコーチも一人仲間になりました
彼は指導者ライセンスも持っていなければ指導実績もありません、そんな彼を仲間に入れたのには色々と理由があります
まず初めに彼との出会いはweibo

彼は私のweiboをみてコンタクトを取ってきたということ、行動力があります
そして将来は学校の先生になりたいということ
日本の文化にも興味があり面白いサッカー指導者になるのではないかと考えました

あと彼は指導者ライセンスを持っていないという理由でいくつかのクラブの面接に落ちていたという事実もあります
これは逆にチャンスだと感じました、サッカーに対しての知識、指導者としての理念などの余白がたくさんあること、これから経験することが全て彼の力になること
それは私も彼をプロの指導者に育てていくやりがいがあると感じたからです

彼は着実に成長しています

また現時点で2人のバイトコーチがいますが、彼らもこの先正社員コーチとして仲間に加わってくれる日が来ます

半年間で多くのことを経験しました
それはサッカーでの経験、経営者としての経験
非常に内容の濃い半年間で、自分がやりたいことの3割も出来ていません
しかし焦らずに着実に形を作りながら、中国サッカーの育成環境を少しでも良くして行けるようにこれからも進んでいきます

ここまで読んで頂きありがとうございます