以前から経営権の譲渡に関しての話が出ていた状態ですが
今回の会議ではやはり衝撃を隠すことは出来なかった
まず切り出されたのは春節が明けてこれからどうするかという話
オーナーはいくつかの提案をしてきました
- クラブを解散させる
- クラブを私たち(もう一人中国人スタッフ)譲渡する
- 他クラブと合併する
という内容でした
まずなぜそういう提案をしてきたのか
兼業オーナーである彼は時間がないからサッカーに力を入れることが出来ない
またオーナーの小学5年生の息子が学校の成績悪化によりサッカーに専念できなくなり、サッカークラブのオーナー業をする意味がなくなったと
クラブはオーナーの私物となっていたわけで
併せて康力电梯(エレベーター会社)からのスポンサードも契約満了
このクラブにきて1年半...もっと内情をオープンにしてくれていたら
何か変化を与えられていたかもしれない
たらればは禁止です...
そしてこの提案から今週中に答えを出さなければいけない
私と嫁さんとの相談の結果
家族との生活があるため給料の保証がある他のクラブを探す
クラブの経営を受け入れ運営していく
日本に帰る
こういった答えが出ました
今のオーナーの下でクラブが運営されるのは4月末まで
不当解雇というのかなんというのか
スポンサーからの投資がなくなることは認知していなかったので
これからクラブを運営していくとなるとかなり厳しい現実にぶつかってしまうのかなとも考えられます
今はまさにピンチ
しかしピンチはチャンスとも言われている
自分でやりたいという気持ちが半分、家族を養うためにクラブを見つけたいというのが半分
これが独身ならすぐにクラブ経営を選択したであろう
タイミングというものは本当に大切なんだなと思う
しかし前回のブログでも述べたように自分で経営していきたいという夢があった
そしてそのチャンスが目の前に転がっている
拾わないで見逃すのか?
このブログを書いている最中にも自問自答を繰り返す
中国人スタッフは自分らで運営していくことは難しいと譲渡を受けることはすでに断念しました
そんな私がこれからすべきことはこれらで合っているのでしょうか?(もし自分で経営するのであれば)
- 経営の際に自分が出来ることとできないことを洗い出す
- 財務管理等の事務作業が出来る中国人スタッフを探す
- 手伝ってもらえるバイトを探す
- 生徒募集のために宣伝広告を行う
- スポンサーになってくれる企業や個人を探す
基本的にクラブを引き継ぐ形なのでゼロからのスタートではないため
基盤は少なからず整っている
そこから上手く軌道に乗せて経営していくことが試される
現実問題わからないことばかりなので勉強しながらやっていくしかない
どうする、やるのか、やらないのか
一旦冷静に考える時間が必要なのかもしれません
どうなったかは後日行われる決定会議の結果をお待ち頂ければと思います
※今回は子供達の事に関しては触れていません
指導者という立場で子供達の事を考えたら継続させる事が使命だと思います。
しかし、一指導者であり、家族もいる身として、1人の人間としての苦悩を共感して頂ければと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家