学校の強化チームを率いて1年2ヶ月
色々と苦労を重ねながらここまできました
チームスタート当初の選手達は初めて関わる外国人コーチという感じで興味津々でした
選手達は自分らの知っている日本語を話しかけてきたり、日本のアニメの話や音楽の話など色々と話しました
このようにまずはコミュニケーションを取っていく事を重視して、練習中も個人個人に声を掛けながら取り組んでいました
決してふざけている訳ではなく
練習中は笑顔が絶えない環境が続いていました
しかしこれがダメだったみたいで…
学校の先生や周りのコーチにもっと厳しくやってくれと言われました
当時を振り返ると保護者にも厳しくお願いしますと言われてました
確かに自分の子供が強くなるのはいい事だけども
ここで何かが繋がった気がしました…
練習中に子供達に
"こんなにサッカーボールを蹴る練習をした事はなかった"
"いつも走る練習ばかりだから今の練習は楽しい
こういった言葉を言われていました
なるほど…
彼らはこれまでサッカーは楽しむものと教わってこなかった
だから私がやっていた練習や対応に先生やコーチ達は疑問を持ちちょくちょくアドバイスというかダメ出しみたいのをされていたのか
そう実感しました
もちろんこれまでの練習で怒ってない訳ではありません
楽しむ事とふざける事の違いを常に問い続け
その中でふざけてしまっている時にはキツく注意をしてきました
しかし自分の信念を曲げてしまってはここで指導する自分に意味はないと思い
色々と私の考えを周囲に伝えていきました
- 保護者に直接話しをする
- SNSを利用してグループチャットで私の育成に対する考えをシェアしる
- 試合後に試合の分析、改善点、次週のトレーニングのシェア
考えを押し付ける訳ではなく、他にも方法があるという事を伝えたかったのです
そんな行動に成果があったのかはわかりませんが、今は私の考えや練習スタイルは保護者から支持されています
今は選手同士のコミュニケーションを重視してトレーニングを行っています
彼らの考えを仲間にシェアする、問題にぶつかった時に仲間と協力して解決する力を養う事です
サッカーは楽しむ事が1番だと私は思います
その中で試合に勝てたら楽しさは増します、だからこそ試合に勝つ為に練習をしている
それを日々選手達に伝えています
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家