近年中国サッカーには多くの外国人コーチが参入しています
私もそのうちの1人です…
中国サッカー協会を見ても一目瞭然
- 中国サッカー協会テクニカルディレクター:ベルギー
- 中国代表監督:イタリア
- U23中国代表監督:イタリア
- U21オリンピック代表監督:オランダ
- U19中国代表:セルビア
※簡単な参考資料です
2012年に中国に来てから
これまで多くの外国人コーチ達と出会ってきました
スペイン、ブラジル、セルビア、ナイジェリア、カメルーン、イギリス、韓国…
クラブが直接コーチを見つけるのはもちろんですが、最近では代理人を通して中国にくる外国人コーチが多い様に感じます
—知人代理人曰く—
"スペイン、セルビアのコーチは育成に長けていて、練習内容/方法もシステマチック。
ブラジルのコーチは個人技を重点にしているからスクールとかなら良いけど、チームを強化させる様クラブでは難しい。
日本、韓国のコーチはスペインやセルビアのコーチの様にシステマチックな練習をしている印象だと、尚且つ日本人は仕事に熱心だから非常に好印象だと。"
それぞれの国にそれぞれの育成方法があり、それぞれの国に合った育成方法がある
そのためどのコーチの指導が良いとか悪いとかをここで言うつもりはありません
こんな外国人コーチが蔓延る中国で私が日本人コーチとして生き残る為には何をしていく必要があるのか日々考えています
今の私の特徴を分析すると
- JFA指導者C級ライセンス
- 日本式育成を行える
- 通訳無しで中国語直接指導
- スクールと強化チーム両方を率いる事が出来る
- 日本の育成と中国の育成の違いを比較出来る
- 海外の育成情報を収集出来る
※あくまで自己分析です
私の指導の部分で1番のアドバンテージは
通訳無しで中国語で直接指導できることです
これはスクール生徒や保護者にも好評です
また中国語を使ったユーモアある指導も面白いコーチだと人気があります
スクールクラスではこの様なコミュニケーションの部分と、やはりサッカーを楽しんでもらいたいという楽しさのあるコーチングと練習内容は私の強みです
中国国内にはスクールと強化チームを担当できるコーチも少ないと思います
スクールで楽しさを、強化チームでサッカーの専門性を
2つをしっかり分けて指導できると言うのも利点だと思っています
まだまだ指導者としては未熟者ですが
自分の長所を生かして海外で活躍する術を手に入れた今は少し自信もついてきました
中国で指導者としてやっていくのもアリなのかなと思います
サッカー先進国で指導者のスキルを上げるのもそうですが、必ずしも専門性の高い指導者が成功するわけではなく
サッカー発展途上国で普及活動をしてサッカー人口やサッカー選手の原石を生む活動も指導者の1つの仕事だと思います
私は2つの道をどう進んでいくか
学び考えながら日々情熱を持って生徒/選手に向き合っています
日本のサッカー発展に何か役立てるか
頑張っていきます
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家