久保建英選手や中井卓大選手など若くして海外移籍を実現させた選手達が日本にもいます
中国でも公式発表されてないアンダー世代の選手達が多く海外の各クラブで挑戦しています
しかしFIFAが制定する18歳以下の国際間移籍禁止というルールにより被害を受ける選手がいるのが現状です
ヨーロッパでは各国育成年代選手の移籍は頻繁に行われ、それに伴う移籍金等によってクラブの運営が成り立っているという様な記事を目にします
中国国内でも育成年代選手の移籍が活発的になってきています
これまでに聞いた話ですが
中国国内移籍事情は以下の様になっています
※小学生チーム、選手の話です
- 上海の某チームは1チームの移籍金設定額が300万元(約5000万円)
各選手によって金額は変わりますが、1チームの総額が設定される
金満クラブにチーム丸ごと売る事も想定されている感じです
- 地方街クラブの2選手を100万元(約1650万円)て売却
- プロクラブの下部組織に自チームの選手を送り込む為に選手を頻繁に練習参加させる、接待飲みなど多く、中には賄賂とかも
クラブが選手の獲得をする際に発生する移籍金目当ての指導者が以外と多い
その移籍金をめぐり、移籍が破談になる例もある
保護者には移籍金の話をせず、指導者が移籍金を独り占め、後に保護者が移籍金の事実を知る…
- クラブと選手が書面での保有契約を結んでおらず、主力選手の放出が相次ぐ
選手を獲得したいクラブとしては有難い話、しかし選手を育てたクラブに何も恩恵がない事は指導者として非常に悔しい
ほんの一部ですがこれが現在の中国育成環境の移籍です
なぜこの様な移籍が成立するの…⁈
これはあくまで個人的な見解ですが
- 育成に特化、優れた指導者が少ない
- 優秀な選手を自クラブで育成できない
- 潤沢な資金があるためお金で解決
- 指導者が選手を売れば大金が手に入ると知る
クラブの育成環境が良くなるならどんどん良い選手を育てて売って、移籍金の恩恵をクラブに還元出来れば1番良いですね
私も育成に携わる立場なので
色々な部分を考えて指導の場に立ちたいと思います
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家