やはり中国の少年サッカー大会のオーガナイズやルール設定には驚かされる
今回年末年始の大会に参加する事が決定しています
今週の土曜日29日に出発し年が明けての1日に戻ってくるスケジュールです
これは日本の元旦という概念はなく
中国は旧正月(春節)があるため
年末年始のこの期間は一般の祝日扱いになります
张家港という街で行われる华泰天洪沙洲优黄杯という大会
蘇州からバスで1時間弱のところなので
大会参加チームは近隣町のチームが多いです
- 8人制で交代人数自由
- 4チームずつのグループリーグに分かれて予選リーグを行う
- 勝ち点で順位を決める
- 上位2チームが決勝トーナメント進出
- 予選リーグ敗退チームは順位決定戦
- 競技上のルールはFIFAが定めるルールに則る
ここまではあらゆる大会で共通項目の様に設定されている大会ルールだと思います
今回これら以外の追加ルールで驚きが1つ
オフサイドの撤廃…
このルールがどれだけ大会の質や効果に影響を及ぼすか
影響を与えると考えられること
- 選手のプレーの判断/選択が減少
- ロングボールの多用
- ポジショニングの崩壊
- 勝利至上主義の助長
簡単に考えてもこの様な懸念材料が出てきます
なぜ今大会はオフサイドを撤廃するルールを採用したのか
大会側からはグランドの問題と言われ、室内での開催によりオフサイド撤廃を採用との事でした…
うーん…
納得は中々出来ない、大会前に大会参加コーチ会議があるのでそこで提案したいと思います
たぶん他のチームのコーチ達も感じる事があると思うので
日本でももちろん大会ごとにそれぞれのルールがあります
- ノーコーチング
- 登録選手全員出場
- セカンドチーム大会
私が知っているだけでもこれらがあります
しかしこれらは全て選手達の成長を促すため
大人の事情は関与されていない
やはり環境を変える
大会運営の概念、指導者として考える事を全て変えていかなければならないと改めて考えさせられました
まずは大会に参加して何を感じられるか
どう改善させる事が出来るか
観て感じて勉強してきたいと思います
ここまで読んで頂きありがとうございました
非常感谢大家