クラブと提携している小学校の女子サッカー部を率いてもう2年が過ぎる
まったくのど素人の子供たちを2年でなんとか戦えるチームにしてきた
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それは彼女たちの努力と学校のサポートが大きな要因ではあるが私もチームマネジメントの方法は色々と工夫を凝らしてきた
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各学年にキャプテンと副キャプテンを設け
より責任感と組織的な行動が出来るように働きかけた
という難しい言葉を並べてみたが、要はリーダーシップのある生徒を先頭に引っ張っていくスタイルを取り、トップダウンの組織を作った
そして練習ではサッカーだけの練習にこだわらず
バスケットやドッジボール、鬼ごっこなどの別のスポーツも取り入れて
不慣れなスポーツを行い、コミュニケーションを取ることが必要な環境を作った
これによって遊びの中でそれぞれの役割を決め、どのように攻略したら勝てるのか、得点できるのかと生徒たちが自ら考えることに取り組んだ
これらの取り組みはとても効果的で、試合中にもどんどんコミュニケーションを取るのが自然と出来るようになっていた
そして夏休み前から取り入れていたことが
メンタルトレーニング、主に目標設定とセルフコントロール
目標設定は定番の明日、来週、1っカ月後、3カ月後....10年後、20年後と
細かく設定している部分と大きく設定している部分での個人の目標をノートに書いてもらい自分が今考えている目標に近づくためにどのように取り組むべきかを個人個人と面談し話した
そしてセルフコントロールは練習前に今日の自分はどんなプレーが出来るか、したいかを頭の中でイメージする、そしてチームメイトと2人組になり仲間のいいところを3つお互いに言い合って練習をスタートするということ
これが習慣化されると練習中やゲーム中に自分でコントロールできるようになると考えている
そして今年の夏
我々は蘇州市の20数年続く歴史ある”故蘇晩報杯”に参加した
各カテゴリーがある中我々が参加したのは女子乙組
今年は16チームが参加し激しい戦いを繰り広げた
我々の結果は惜しくも準優勝、準決勝・決勝と共にPK戦まで戦いこのような結果となった
そしてこの大会期間中もセルフコントロールを試合前に必ず行い
緊張感がある中、笑顔が絶えない生徒たちは学校の歴史はもちろん地区のこれまでの歴史を変える準優勝という結果を成し遂げてくれた
先ほど学校の先生から連絡があり
来週から女子サッカー部の練習が再開できることが決まった
1カ月以上あっていない彼女たちはこれからどんなサッカーを披露してれるのか非常に楽しみだ
(夏休み期間の8月は他地域のコロナ感染拡大により、蘇州市内全ての校外活動停止となった、その為大会後練習がスタートしたのは新学期の9月からとなった)
-Enjoy Footabll-