現在契約させてもらっている小学校がある
その学校とは2019年3月から契約がスタート
当初は女子サッカー部を週に2度練習するという内容で
年に1度行われる区長杯での成績を条件に付けられていた
1年目の区長杯では7位入賞によりボーナスを得られ次の年への期待が膨らんだ
そして2020年…コロナの影響によって半年間の活動停止
夏休みから正式にスタートし、週に3.4日練習することが出来るようになった
これは学校側がサッカー部に対しての年間予算の設定があるため、半年間で予算を消費するための策であった
そして2年目の区長杯
我々女子サッカー部は高学年カテゴリー(甲組)と低学年カテゴリー(乙組)が出場し
乙組が見事優勝を果たし、学校側の期待に大きく応えることが出来た結果となった
校長先生や多くの先生方が応援に駆けつけてくれ、以後学校で校長先生と会う度に話し込む仲となった
shintaroasano-china.hatenablog.com
この結果により市長杯への参加が決まり
より一層学校側からの女子サッカー部への期待が高まっていった
それと同時に学校側からのサポートが大きくなる
2021年からは練習頻度が週4になり
更なる強化を求められている
そして合わせて週末に学校のグランドを提供され、学校の生徒達を対象に普及クラスの展開を提案され
今年から普及クラスも展開していくことになった
これは学校側との新たなモデルケースとなり
今後新たな学校と契約する際にこのモデルケースを提案し学校の更なる強化の礎にしていけると思っている
現在契約している学校は
政府が指定しているサッカー特色学校ではないが
学校がスポーツに対して非常に熱心であること
そのため投資額(年間予算)が大幅に変わっていく
現にサッカー特色学校認定校でも
学校側がそこまでサッカーに熱心ではない、大会での成績が悪い
という結果だと投資額は下がっていくし
我々の学校よりも予算が低い学校はたくさんある
どれだけ学校側の支援があるか
そして結果を常に作り出せるか
これは中国の育成現場の現状であり
プロコーチとしての宿命でもある
面白いチャレンジはまだまだ続く
-Enjoy Football-