中国スーパーリーグ、2部、3部と2019年シーズンが終わり
新シーズンの登録や新体制等の発表がメディアを通じて行われているが
新シーズンの挑戦を断念せざる負えないクラブが多く見受けられた
1月に入ってからの発表が相次いだ
四川FC(中国2部)
資金難を理由に中国2部リーグの参戦を辞退し解散
わずか6年での解散
上海申鑫(中国2部)
こちらも資金難
2019年シーズンは2部最下位、特に印象的なのが大敗で負ける試合が多かった
サッカー専用スタジアムを保有するクラブなだけにもったいない
延边北国(中国3部)
こちらも資金難
昨シーズン延边富徳というクラブが解散したばかりだった
2年連続で延边からプロクラブがいなくなってしまうことは悲しい
全てのクラブに共通して言えることは資金難
メインスポンサーの撤退や経営面の問題など多くの要因があるだろうが
一気に中国のサッカーバブルがはじけてしまったのは大きな要因だと思う
選手の給与高騰
3部リーグの選手でさえ月4,5万元(63万-78万円)貰っているという
はっきり言ってサッカーの水準は低い、世界的な相場には合っていない
そして3部リーグは外国人選手の登録は禁止
サポーター集客に力を入れているようには思えない
クラブの主な収入源はサポーターの数だと思っている
そんな収入源のサポーター確保を行っているかというとそうではない
ホーム戦でも観客数1000人位、それでもチームの順位によっては観客数の変動はある
クラブが街のシンボルになっているか、選手が街のシンボルになっているか
サポーターが選手、クラブを応援したいと思える存在であるのか
このあたりのマーケティングに関しては中国のプロクラブはまだまだ伸び代があるが
ここに目を向けているクラブは数少ない
簡単な自分の分析ですが
そんな中国サッカーですが
まだまだ解散の噂がささやかれているクラブが
福建天信,盐城大丰,大连千兆,保定容大,湖南湘涛,南京沙叶河海,深圳鹏城,辽宁沈阳宏运,苏州东吴
中国サッカーはどうなっていくのか
逆にこれだけ多くのクラブが解散していく中でしっかりとした経営を行える
クラブ経営者が出てくることを願うばかりだ
ここまで読んで頂きありがとうございました
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