2021年の集客はどうする？

2021年はクラブの規模を大きくすることが目標

集客繁忙期にどれだけ体験に来てもらい、入会してもらえるか

体験に来てもらうことが大きな勝負になる

集客方法はどうするか？

昨年同様SNSでの宣伝集客になる

主に微信公众号（WeChat）と微博（Weibo）である

WeChatでは毎週更新

クラブの活動状況、提携小学校/幼稚園の活動やイベントの集客に役立てる

Weiboではほぼ毎日更新している

クラブの状況や私の活動状況、そして指導哲学など

これに共感してくれる人々が徐々にフォローをしてくれる様になってきた

そして一番大きな集客源は保護者の紹介

いわゆる口コミだ

現生徒の保護者が紹介してくれるのはもちろんのこと

自分のことを知ってくれている保護者や知人の方も

嬉しい事に我々クラブに紹介してくれる

残念なこともいくつかある

ピンポイントに練習グランドに近くないという事

我々は蘇州市内で２か所の練習拠点があるがそこから遠い地区に住んでいると

紹介されても体験に来てくれることは少ない

ここは改善点で現在市場調査中の地区への進出が必要であるという事

いくつかの練習拠点があると多くの生徒にサッカーを楽しめる環境を提供することができる

そして今年は一つ大きな変化を作っていこうと思っている

我々クラブに興味を持って頂いたある中国企業と提携を結び

生徒集客の効率化と規模拡大を目指す

この企業の能力がどこまであるかわからない

そのため最初は試用期間でどれだけ集客能力があるか見てみたい

大きな拡散能力のあるフォーマットを使っての集客であれば可能性は拡がっていく

これから細かな集客戦略や方針を会議していく予定だ

合わせて提携している小学校で週末に普及クラスとして

低価格でのサッカー教室を展開していく予定

グランド代が掛からない分、低価格ではあるがこれもクラブの発展に大きく貢献する

最後は足で稼ぐ

チラシ配りは継続して行う

直接コミュニケーションを取れるチラシ配りは人間味のある集客活動

現場の声が聞こえて面白さもあるのは確か

2021年のこれからが楽しみでしょうがない

一つ一つ頑張っていこう！！！！

-Enjoy Football-

-快乐足球-

Shintaro Asano

第99回全国高校サッカー選手権大会

今回は異例の大会となった高校サッカー選手権

コロナ禍で難しいシーズンとなった高校生たち

各種大会が中止となり、代替大会が開催されたが

全国大会は選手権のみ、そのためこの選手権に懸ける思いは

どの学校も、どの高校生たちも強かったはずだ

多くの方々の努力によって地区予選からしっかりと開催され

年末年始に無事に開催された

例年通りの開催とは少し異なり、スタジアムでの観戦が制限され

応援もない少し寂しい環境ではあった

しかしこれがテレビで観てる側としては面白い発見がたくさんあった

選手たちのコミュニケーション、仲間を鼓舞する声

指導者の選手へのコーチング、時には熱くなる声

また前評判通りの学校が順当に勝ち上がる大会となった

力の差はもちろんあったが、前回大会での経験を積んでいる選手が多かったことも

大きく影響していただろうか

今回の大会は帝京長岡と昌平、神村学園に注目していた

共にテクニカルでポゼッションを主体とするサッカー

良い姿勢でプレーする選手たちが多かった

ボールコントロール、視野の確保（認知）、ポジショニング

これらのレベルが高かった

特にこの３校には優秀な1年生選手がいる

上級生と比べて見た目の体格差が見受けられたが

この体格差を影響させないプレーぶり

ジュニア・ジュニアユース年代で基礎技術、個人戦術を取得し

考えてプレーすることを習慣化したのだと思う

特に帝京長岡の廣井蘭人選手、神村学園の大迫塁選手のボールを受けるポジションは

自分好みであった

人に接触しないようにスペースを見つけてボールを引き出す

これは相手DF間でもらうことが多かった

そして前を向いてプレーすることを意識していたように思う

一番衝撃だったのは神村学園の福田師王選手

得点こそ多くはなかったが、1プレー1プレーに大きな可能性を感じさせた

普通の選手ならヘディングで処理するボールを必ずマイボールにしようと胸トラップで収める、特殊な身体能力もあるだろうがそれを可能にする技術の高さも目立った

昌平高校監督の言葉にあるように

【最後は技術】という考えは共感できる

結果を求めるのであれば、勝つサッカーをすれば良いが

やはり5年10年後の選手の将来を考えるとどの様に育成していくべきなのか

考えられる

面白い選手、可能性のある選手達には正確な技術が備わっている

そこに考える力と情報を収集する力、そして応用する力が備われば

育成年代では完成された選手に近づくのかなと思った

最後は技術

認知、判断、選択、実行

それを発揮できるメンタル

育成は奥が深い

-Enjoy Football-

-快乐足球-

Shintaro Asano

クラブ経営も3年目に突入

2019年3月から現在のサッカークラブの経営を引き受けてスタートした

以前の経営では赤字が続き、生徒数の増加も大きくなかった為に

中国人オーナーが経営から退く形となった

私が経営を引き受けてから大きな変化を作っているつもりはないが

少しずつ自分の目指す経営を行い、引き受けた当初からは生徒数も増えた

しかし経営ノウハウがあるわけでもなく

ただの経営初心者、勉強しながら、経験しながらやっていくしかない

そんな経営2年目はコロナの影響で

半年近く活動は出来ず、もちろんその間のクラブとしての収入はなく

政府からの補助もない

厳しいスタートを切った2年目だったが

クラブが潰れることなく１年の活動を終えることができる

そしてこんな状況の中でも色々とチャレンジすることが出来て

クラブとして、私自身も成長することが出来た

そして3年目

これからどのように進めていくか

常に考えていることだ

いかんせん2020年は予期せぬ事態に対面した

いつでも不測の事態に備えていたいとこだが

中々そうもいかない、だから最近は常にどうするかを考えている

もちろん長期目標は設定しているのでそれに沿って行動していくのだが

3年目はクラブの生徒数を伸ばすための取り組み

普及クラスの生徒数を伸ばして、クラブの基盤を固めていく

クラブアカデミーの活動を活発的にしていく

毎月の練習試合手配、長期休暇には大会参加や合宿のプランを立てる

普及クラス、中学生クラスの練習試合を組んでいき

普及クラスのレベルアップと担当指導者の責任感とレベルアップを図る

幼稚園の巡回サッカー教室を再開し

2021年の目標は３つの幼稚園と提携すること

小学校との提携継続、今年もタイトルを取る

主にこれらの活動を徹底してクラブの形を作っていく

色々な会社とも提携を結べるような存在感のあるクラブを目指して

今年は活動的に取り組んでいこうと思う

-Enjoy Football-

-快乐足球-

Shintaro Asano

2020年を振り返る part６

1年に1度の区長杯

各小学校のサッカー部はこれを目指してトレーニングを積んでいる

我々の小学校女子サッカー部ももちろん

この区長杯での結果を求めている

2019年の闘いは乙組（3.4年生）カテゴリーに参加

参加チームは12.3チームその中で7位

目標としていた8位をクリアできたので今2020年も継続して

契約を結ぶことが出来た

そんな2020年はコロナの影響もあり夏休みからトレーニングがスタート

大会までは実質半年間のみ、加えて乙組（3.4年生）と甲組（5.6年生）カテゴリーの

2チームが大会に参加することに

その為2019年シーズンの生徒と合わせて新たに加入した生徒達（24名）との

トレーニングが始まった

トレーニング初日に生徒達と大会の目標設定をし、どちらもベスト４進出を掲げた

チーム内にレベル差がありこのコントロールが非常に難しかった

なるべく生徒たち主導で練習できるようにキャプテン、副キャプテンを各チームに設定し

彼女たちに各チームのマネジメントを任せた

練習の構成やポジション、試合目標などは私が設定しているが

試合中のコミュニケーションはなるべく生徒たちに任せる

練習中などは私が小まめにミーティングして練習の目的を説明した

そんな日々を積み重ねて区長杯を迎えた

結果としては乙組が見事優勝

無失点での優勝は自分としても手ごたえを感じている

この結果2021年の市長杯への出場権を獲得した

その一方甲組は予選リーグは突破したものの

決勝トーナメント1回戦で敗れ、目標のベスト４を逃した

しかしまだ5年生なので2021年は今回優勝した4年生メンバーが加わり

甲組を戦う、次は優勝を目指していく

2021年シーズンは新たに3年生が加わり

まずは市長杯を戦う、目標はベスト８

2021年シーズンも頑張っていこう！！！！

-Enjoy Football-

-快乐足球-

Shintaro Asano

2020年を振り返る part５

中国のコロナが少し落ち着いてきた頃に

SNSを通じて取材の依頼の連絡がきた

サッカー関係者の友人が取材元の会社に私を推薦してくれたようで

中国サッカーで育成に携わっている外国人指導者としてインタビューが行われた

取材元はPP体育というスポーツに特化した映像配信メディア

日本でいうところのDAZNだろう

ちょっとしたドキュメンタリーテイストの内容

アカデミーチームが大会参加したタイミングで取材に来てくれたので

面白い内容にはなっていた

番組名は【中国足球大有希望】

中国サッカーの大きな希望というタイトル

メインMCとアシスタントの女性、そして元プロ選手のゲストが

インタビュー内容を見ながら解説していくという番組

今回私が受けたインタビュー内容は

1.中国に来た経緯

2.中国での生活

3.どんな理念やコンセプトを持って取り組んでいるか

4.これからの野望

5.保護者の理解

インタビュー前には事前にアンケートにも解答し

それをもとにインタビューされたが、やはりほとんどアドリブ

こういう経験も楽しんでこれからもっとインタビューされるような存在になっていきたいと思った

そしてこのインタビュー映像の配信後には色々と反響を受けた

複数の会社から提携したいという話や中国国内のサッカー指導者からの連絡は増えていった

大きなメディアに取り上げられたことで蘇州サッカー界でもまた認知されるようになった、これからはやはり動画や映像での配信は必要不可欠なツールだと理解できた

Youtube、BiliBili、weibo、tiktok、これらは上手く使わないともったいない

今年はこれらを本格的に運用できるように、仲間も探していいかないと

頑張っていこう

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Shintaro Asano

2020年を振り返る part４蘇州市第15回運動大会

４年に1度開催される蘇州市運動大会

各スポーツ種目で競技が行われ、子供から大人までが参加する大きな大会

サッカー部門は蘇州市の国営企業が参加する企業カテゴリーと各地区の企業に勤める

選抜された選手が参加する選抜カテゴリーが開催された

ちなみにこのような大きな大会であっても

中国の社会人サッカーは基本的に8人制を採用されるが

今大会はイレギュラーな7人制でのオーガナイズとなった

この様な大会に私は選手としてではなく

監督として参戦することになった

率いるチームは蘇州の地下鉄運営会社（苏州轨道交通）

大会前に監督として運動大会を率いて欲しいとオファーを頂き

1カ月間の準備（週1の練習）をして、大会に挑んだ

練習では守備を中心にトレーニングを行った

社会人チームという事もあり、雇われた指導者であるため

結果を重視した戦術とゲームプランを考えて守備意識を高めるために徹底した

大会スケジュールは

４日間の短期決戦、仕事で来れない選手もいる事も考えられる

しっかりと構成を考えなければいけない

育成とは違って結果を求められる闘いはかなりスリリングで

緊張感が絶えない、初めての経験であった

予選グループは５試合

初戦は采配ミスによって失点PK戦での勝利

勝負の難しさを体感し、慎重な采配とゲームプランを練り直し

4勝1敗という成績で2位通過

準決勝は優勝候補のチーム

相手は確実に勝てると見込んで主力を温存

選手たちをゲーム前に鼓舞し、勝機はあるから我慢強く戦おうと促す

激しい点の取り合い、試合終了間際に同点に追いつかれ

PK戦へ…GKの活躍によって見事勝利

決勝へ進出することに

決勝戦の相手は予選グループで負けた相手

これもまた相手の隙をつけるチャンスがあると鼓舞し挑む

ゲームの流れはプラン通り、カウンターで先制点を奪う

しかし相手の猛攻を凌ぎきれず、失点

決着がつかずこの決勝戦もPK戦へ

惜しくもPK戦で敗れ、準優勝で幕を閉じた

選手たちの目標は予選グループ突破という事であったが

私自身公表はせずともやるからには優勝を目指していた

選手達、会社の方々は準優勝に大変満足されていたので

これはこれで成功だと感じている

また今回の経験でチームマネジメントと選手とのコミュニケーションは勝利を掴むために必要不可欠で

凄く面白い経験が出来たと思う、最後には選手たちに感謝をされたのが一番嬉しかった

今後もチャンスがあれば社会人チームの指導をしていきたいを思った

新たな可能性を与えてくれた彼らに私も感謝している

-Enjoy Football-

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Shintaro Asano

2020年を振り返る part３

国慶節休暇はクラブアカデミーとして

初めて大会に参加した

蘇州市で行われる大会のため蘇州市以外にで出る必要もない

コロナ対策には神経を使っているので移動がなく、集団生活をする必要もないこの環境は我々クラブにとっては有難い環境

今回の大会参加カテゴリーは5人制のビギナークラス

クラブのアカデミーや小学校チームが参戦

緊張感のある試合を重ねるごとに
成長を見せてくれる子供達に保護者の方々にも熱が帯びる

それぞれが自分の役割を理解し始めているのが見ていてはっきりと分かってきた

ビギナーカテゴリーの下位リーグで2位となり

初出場ながらトロフィーをゲット

これには子供達も保護者の方々も興奮していた

これはこれで成功

自分たちの戦ってきたものが形として残ったわけだ

次回の大会ではどれだけ順位を上げることが出来るか

しかし、毎度参加する選手は固定とはいかない

次の大会参加は春節休暇

数人は故郷に帰るため既に参加辞退という話を受けている

また参加できる選手たちと頑張っていこう！！！

-Enjoy Football-

-快乐足球-

Shintaro Asano